胃腸が弱い・イライラしやすい・冷え性・便秘・疲れやすい・頭痛・婦人科系の不調・アレルギーなど、複数思い当たる節がある方は、『低血糖症』の気があるかもしれません。
特に、空腹時に極端に力が出なくなったり、イライラしたり、思考することさえできなくなるような症状は、典型的な低血糖症らしいです。
低血糖症は、血糖値が不安定な状態で起こる症状で、医学的には、正式な病気として認知されておらず、「血糖調節障害」と呼ばれることもあるそうです。
日本人の7割が低血糖症と言われていて、恐らく私自身も、空腹にとても弱いので、低血糖症気味かなと思っています。
原因は、身体の中で血糖を調整する膵臓の不具合です。そして、膵臓と連動している肝臓もうまく働かなくなることが多いそうです。
生活習慣としては、甘いもの(精製糖)・アルコール・コーヒー・スパイス・動物性食物・乳製品・卵・小麦粉の焼き菓子の摂りすぎなどが原因で起こると言われています。
低血糖症の気がある方は、それらを全て摂らないようにする必要はありませんが、これから控えめにするように心がけるといいでしょう。
そこで、ご紹介するのは甘い野菜のスープです!
低血糖症には、野菜の甘みや雑穀・穀物・豆の甘さが一番の薬になります。
使う野菜は、なんでもO.K.!できるだけ旬のもので作るといいでしょう。
自然の甘みに心身がほっと癒されますよ。
キヌアとモチあわは、良質なタンパク質・ビタミン・ミネラルの栄養バランスが良いです。
プチプチ・モチモチした食感を楽しんでいただいてくださいね。
材料
A
- キヌア 1/4カップ
- もちあわ 1/4カップ
※細かいザルとボウルで、にごりが出なくなるまで何回か水を変えて洗い、水を切っておく
B
- 玉ねぎ 1個(1cm位のさいの目切り)
- 人参 1本(1cm位のさいの目切り)
- キャベツ 1/4個(1cm位のさいの目切り)
- 水 5カップ
- 塩 小さじ1~(味見をして増減する)
つくり方
- 鍋に少量の水を入れ、玉ねぎをウォータ―ソテー、又はお好みのオイルを入れ炒める
※塩を少量加えて甘味を出しながら弱めの中火で炒める - 人参を入れて炒める
- キャベツを加える
- 水5カップを加え、Aを入れる
- 蓋をして沸騰したら、弱火で30分煮る
- 火を止め10分蒸らす
- 味を見て、塩や水で味を調整して、できあがり!!