自分と家族のために、新鮮で信頼できる材料や丁寧に作られたこだわりの調味料を使って、白砂糖・卵・乳製品・化学調味料・保存料などを一切使わないお節料理を作りましょう!
陰陽五行や薬膳の冬の食材を使った、みんなが健康にきれいになれるメニューです。
冷えを取って、冬も元気で、顔色を良く、肌を綺麗にしてくれますよ!
特に、腎を温めパワフルにする、根菜類や黒色の食材をたくさん使いました。
食べ合わせも考え、肉・魚を美味しくいただく分、肉魚の消化を助ける大根や玉ねぎも一緒に食べ合わせていきます。
お節料理は、1年の初めの節句、正月に神様にお供えをするお祝いのお料理。
一品一品に意味があり、家族の健康・安全・子孫繁栄・長寿・豊作などを祈る、縁起の良いパワフルフードです。
一口ごとに感謝をしながら、美味しく新年をお祝いしましょう!
お節料理のお品書き
一の重
二の重
雑煮
お重の詰め方
がんばって作ったお料理を重箱に詰めていきます。
基本的には、一の重には祝い肴と口取り、二の重には酢の物、焼き物、煮物などを詰めます。
でも、形式より彩りと遊び心が大切!
裏白・南天・松・ゆずり葉・葉らんなど、お正月の植物も重箱のアクセントとしても重宝します。
これらの植物は、元々防腐作用があるものなので、理にかなってますよね^^
飾りには、松葉・梅人参・松葉ゆず・しめなわ昆布・手綱こんにゃく・矢羽根れんこんなども使います。
ユーチューブで、梅人参などの飾り切りの動画が色々あるので、見てみると参考になりますよ!
詰め方の例ですが、一の重は、段流し。葉らんを使って、4つのラインに仕切り、左右2種類ずつ詰めます。
段の流し方は、横だけでなく、斜めにしても面白いです。
葉らんを二つ折りにして、仕切りに使ったり、舟を作って器にしたりしました。
彩りや味のバランス良く、料理の詰め方を考えます。
味がぶつからないように酢の物を隣にしたり、汁けのないもの同士を並べたりします。
汁けのある料理は、汁けをよくきって、きつめに入れていきましょう。
二の重は、青竹・柚子釜・おちょこを使って、左右対称に詰めてもいいですね。
決まりはあるようでないので、自由に創作的に重箱を彩りましょう!