最近ますます発酵の世界に魅せられています。
家の中でぬか漬け・ヨーグルト・天然酵母・ザワークラウトなどを作っていると、目に見えない所で菌が働き違うものに変化していくのを身近なところで感じられてとても面白いです!
菌の中には、お酒・味噌・納豆・ヨーグルト・パンの酵母など、発酵の力で美味しくなる菌もあれば、カビや腐敗・病原菌など歓迎されない菌もあり、微妙な匙加減で人によって喜ばれたり、嫌がられる存在になります。
現在、人が認識している菌は菌の世界のほんの一部。
そんな菌の世界は、宇宙のように無限の可能性に秘めていて、ロマンでありそれでいて美味しいんですよね^^
今回ご紹介するのは、フルーツとベジタブルを発酵させて作るパワフルな酵母です。
どれほどパワフルかというと、これ位!
28度くらいの温かい日の午後、材料を混ぜて放置していたら、容器から中身が溢れ、おまけに容器の上に軽く置いていた蓋が密閉してしまいました。
ついつい蓋を少し開けてしまったら、「バーン」という音と共に中身が爆発!
そして台所中に中身が噴射;;
発酵がパワフルな場合、ガラスの容器まで割れることがあるそうなので、発酵中は密閉させないよう要注意です!!
そんな事件があっても、ますます楽しい発酵の世界^^
材料
ベジフル酵母元種
- リンゴ 100g(プラム・オレンジ・梨・洋ナシもO.K.)
- 人参 100g
- 玄米ご飯 100g(雑穀米・白米・酵素(寝かせ)玄米もO.K.)
- 全粒粉 100g(どんな小麦粉でもO.K.)
- ホシノビール酵母 1g(市販の天然ドライ酵母)
- 水 約100cc(味噌位の硬さになるように水の量を調整する)
継ぎ足しベジフル酵母
- リンゴ 100g(プラム・オレンジ・梨・洋ナシもO.K.)
- 人参 100g
- 玄米ご飯 100g(雑穀米・白米・酵素(寝かせ)玄米もO.K.)
- 全粒粉 100g(どんな小麦粉でもO.K.)
- ベジフル酵母元種(上記) 150g
- 水 約100cc(味噌位の硬さになるように水の量を調整する)
つくり方
ベジフル酵母元種
- 全ての材料をフードプロセッサーやハンドブレンダーで攪拌する
※野菜・果物をおろし、玄米をすり鉢でつぶしてもO.K. - ガラスの容器に入れ(中身が容器の1/3位になる位の大きさの容器)、上にラップを軽くかける
- 1~3時間でシュワシュワと発酵が始まる
- その後1~5時間で泡が落ち着いたら、ラップか軽く蓋をして野菜室または、冷蔵庫に入れて保存する
※1か月ほど保存できます
※このフルベジ酵母150gを種にして、継ぎたしていくことができます。
継ぎ足しベジフル酵母
「ベジフル酵母元種」の作り方と同じです。
※『楽健寺酵母』のつくり方を参考にしました。
楽健寺酵母でパンを焼く
使用した材料
『美味しく食べてキレイになるナチュラルダイエット』の卵・乳製品・白砂糖・グルテン・トランス脂肪酸を使わないヘルシーで身体に優しいレシピをご紹介♪