ビーツは、有史以前から北アフリカやヨーロッパの沿岸部に住む人々の貴重な栄養素として愛用されてきた食べ物です。
現代は、ビーツと言えば赤い根っこの箇所をイメージしますが、昔は茎や葉の部分を食べていたようです。
ビーツの葉にはほうれん草よりも多くの鉄分を含むほか、ビタミンAやカルシウムも豊富に含まれています。
葉付きのビーツが手に入ったら喜んで食べましょう^^
ビーツの根にはビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビタミンC、ビタミンE、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、食物繊維等、豊富なミネラルとビタミンが含まれており、美容や健康にとても効果的な野菜です!
また、肝機能を強めるベタインや抗酸化作用が期待できるベタシアニン、血流効果を高める一酸化窒素(NO)に体内で変換される硝酸塩を含むので、強力なスーパーフードと言えるでしょう。
夏から晩秋までが旬の食べ物なので、いまの時期積極的に食べたい野菜です。
ビーツの効果
体力向上、脂肪燃焼効果
ビーツに含まれる硝酸塩は体内で一酸化窒素(NO)に変換されます。
一酸化窒素は血管を拡張して血流を改善するため、酸素や栄養が効率よく全身に運ばれます。
その結果トレーニング中の筋肉への血流を増やし、筋肉の成長を促すことでより体脂肪の少ない体を作ることも。
また、血流が良くなることで、脳への酸素供給もスムーズになり、より高い集中力を得ることも期待できます。
強力なアンチエイジング作用で美肌効果も
ビーツの赤い色素成分であるベタシアニンはポリフェノールの一種で、アサイーに含まれるアントシアニン以上の強力な抗酸化作用でバツグンのお肌のアンチエイジング効果が期待できます。
また、ビーツの栄養素の特徴であるベタインは動脈硬化予防のほか、肝機能を高めて脂肪肝予防効果も期待できるので、肝臓の働きを強化して肌荒れ改善につながります。
ビーツにはお肌に必要なビタミンCやBを豊富に含むので、栄養の貯蔵庫と言われる肝臓の働きが良くなることで効果が倍増します。
ビーツを美味しく使おう!
ビーツというとロシア料理のボルシチ!たくさんのお野菜や肉を煮込んで作った真っ赤なシチューにサワークリームをかけて食べる伝統の料理です。
ボルシチ風にお野菜をたっぷりのレッドシチューに手作りの豆乳ヨーグルトをかけて食べるのもいいですね^^
また、生のまま薄く輪切りにすると、渦巻き模様がとっても可愛いサラダにもなりますよ。少し塩を振ってドレッシングで食べると美味しいです!
フルーツとスムージーにしてもグー!!
生でも熱してもほんのり甘味があって食べやすいので、色々活用してみると楽しいですよ♪