寒い時期に食べると、身体の芯から温まる粕汁です。
酒粕は、米と麹を発酵させてだきた醪(もろみ)・どぶろくを絞って、にごり酒や清酒にする時に出る粕です。
粕といっても、腸を整え、美肌・美白効果のある優れた食材です。
我が家では、小さい時に母がよく酒粕の甘酒を作ってくれました。
今回ご紹介する粕汁も、酒粕を使った代表料理です。
酒粕と味噌の相性が抜群に良く、どちらも身体を芯から温めます。
更に、根菜類をごま油で炒めて煮込む二重調理をするので、身体がポカポカですよ!
酒粕は、ちょっとチーズっぽい風味があるので、ビーガンチーズを作ったり、グラタンに入れたり、クラッカーやスイーツに入れても合います。
粕汁に入れたのは、モチモチの蓮根白玉団子。
この団子は、黒蜜・米飴・メープルシロップなどときな粉をかけて食べても美味しいです♡
定番の塩鮭を入れた粕汁も大好き!みなさんもお好みの具で作ってみてくださいね。
極寒の冬も粕汁飲んで、冷え知らずです!
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材料
蓮根白玉団子
- 蓮根 80g(摺る)
- 白玉粉 50g(白玉の硬さを見て増減する)
- 海塩 ひとつまみ
粕汁
A
- ごぼう 1/2本(大き目のささがき)
- 大根 1/4本(いちょう切り)
- 大根葉 適量(細かく刻む)
- 人参 小1個(半月切り)
- 焙煎ごま油 適量
B
- 里芋 4個(水でよく洗いぬめりを取り、乱切り)
- 長ネギ 1/2本(輪切り)
- 油揚げ 1枚(油抜きをして、拍子切り)
- 薄口しょうゆ 小1
- だし汁 5~7カップ(水でもO.K.)
C
- 酒粕 50~80g(汁で溶く)
- 白味噌 30g(汁で溶く)
- 米味噌 30~60g(汁で溶く)
D
- 塩麹・味噌 適量
つくり方
蓮根白玉団子をつくる
- ボウルに全ての材料を入れ、手で混ぜる
※耳たぶ位の硬さになるよう、白玉粉か水を入れて硬さを調整する - 鍋に水を沸かし、団子を入れ、浮いてきたら5分煮る
- 水に取る
粕汁をつくる
- 鍋にごま油を入れ、ごぼうを炒める
※土臭さがなくなり、美味しい香りがするまで炒める - 大根・人参を加え、軽く炒め、大根葉を入れる
- Bを加え、野菜が柔らかくなるまで10~15分程煮る
- Cを加え、一煮立ちさせる
※お子様やお酒の弱い方が食べる場合は、先に酒粕を入れ、しっかりと煮立たせてアルコールを飛ばしてから、味噌を加えて一煮立ちさせる - 味を見て、お好みで塩麹や味噌で味を調えて、できあがり!!