みなさま、良く眠れていますか？
私のヨガのクラスのお客様の中に、日中はいつも眠いのに夜いざ寝ようとすると眠れない、寝つきが悪い、寝起きが悪い、など睡眠のトラブルを抱えた方が多くいらっしゃいます。
快眠に良いヨガのポーズもあるので、今度改めてご紹介したいと思いますが、今回は『睡眠とダイエット』の関係をお伝えしますね。
質の良い睡眠もナチュラルダイエットの重要なポイントです。
睡眠ダイエットのキーワードは『メラトニン』・『成長ホルモン』・『コルチゾール』。
新ゴールデンタイム深夜０時～朝６時の時間帯を挟んで寝ることで、これらの恩恵を最大限に受けてダイエット効果が期待できますよ。
メラトニン
夕方から深夜に向けて徐々に増えていく睡眠ホルモンです。
フリーラジカルや活性酸素などを取り除く強い抗酸化力をもつので、美容やアンチエイジングにかかすことができません。
メラトニンの分泌が最大限になるのが深夜０時。
美容やアンチエイジングのために、深夜０時までに就寝するようにします。
成長ホルモン
天然の美容液とも呼ばれ、ナチュラルダイエットとは切り離せないものです。
女性ホルモンのエストロゲンを増やすため女性らしさを引き出し、皮膚の新陳代謝を活発にして肌や髪のターンオーバーを促します。
体脂肪の燃焼、骨や筋肉の成長や免疫力も活性化、疲労回復にも役立ちます。
成長ホルモンは、１日の量の７０％が眠っている時に分泌され、主に深い眠りに入った直後の３時間に集中しています。
睡眠のダイエット効果は、０時から３時までに成長ホルモンによって体脂肪を燃焼、３時から６時までコルチゾールが糖質や脂質の代謝を助けます。
コルチゾール
成長ホルモンがの分泌が終わった３：００頃から分泌され、脂肪をエネルギーに変えてスッキリと目覚めさせてくれる働きがあります。
寝不足になると日中も『コルチゾール』が分泌され、血糖値が上がり代謝が低下します。
『コルチゾール』が増えると『成長ホルモン』の働きを抑えるので、筋肉がつきにくく脂肪が付きやすくなります。
寝不足になると食欲を増やすホルモンの分泌が多くなる、という研究結果も最近ドイツとスウェーデンの大学で報告されています。
質の良い睡眠に導くためのススメ
- 深夜０時までに寝る
- 就寝前１時間はパソコンやスマートフォンなどのブルースクリーンやテレビを消して過ごす。
- ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる。
- 照明を暗めにしてヨガのポーズ、瞑想、呼吸法をするのもいいでしょう。
- 身体にあった枕やマットレスを選ぶ。（これ結構重要！）
質の良い睡眠は、美容に健康にとても大切なので、別の記事で今後深めていきたいと思います。
