いつの頃からか、2月3日節分の日の風物詩になった『恵方巻き』。
発祥の地は、江戸時代終わりごろの大阪の花街だと言われています。
「丸かぶり寿司」「太巻き寿司」と呼ばれ、海苔巻きを吉報に向かって食べる習慣があったそうです。
現代になって、関西地方で節分に太巻きを食べる風習が広まり、某コンビニチェーンが『恵方巻き』と名付けて、広島で売り始めたのがきっかけで全国的に広まったと言われています。
すっかりコンビニ商戦に乗ってしまいましたね^^
最近では、日本の新たな文化として、この風習がすっかり定着してきました。
恵方とは
恵方は、陰陽道でその年の福徳を司る神様「歳徳神(としとくじん)」がいる方角です。毎年変わります。
方角は、陰陽五行の5つの要素「木・火・土・金・水」を「甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸」とそれぞれ陽と陰に分けた「十干(じっかん)」によって決められます。
十干は、西暦の下一桁によって決まります。0=庚・1=辛・2=壬・3=癸・4=甲・5=乙・6=丙・7=丁・8=戊・9=己となります。
恵方は、東北東・西南西・南南東・北北西の4方向で、甲・己の年は東北東、乙・庚の年は西南西、丙・辛・戊・癸の年は南南東、丁・壬の年は北北西となります。
ゆえに、2016年は、6=丙の年となり、南南東です!!
恵方巻きルール
- 縁起物として、七福神にあやかって7種類の具が入っている
- その年の恵方に向かって、願い事を考えながら、無言で食べる
- 1本の海苔巻きを一気に口を離さずに食べる
今年の我が家の恵方巻きは、韓国の海苔巻『キンパ』でやります!
日本の海苔巻は、酢飯で作りますが、キンパは、ごま油と塩を入れたご飯。
具材は、ごま油を和えたナムルにしました。
ごま油は、リノール酸とオレイン酸の他に、ビタミン・ミネラル・鉄分・カルシウムなども多く含まれ、美容の強い味方!
また、セサミンやセサミノールで知られるゴマリグナンは優れた抗酸化物質で、活性酸素の働きをおさえ、ホルモンバランスを整え、アンチエイジングにも素晴らしい効果があるんですよ。
ごま油を摂って女子力・男子力アップです^^
恵方巻きの7種類の具は、無理やりですが。。 人参、小松菜、豆腐、大豆ミンチ、しいたけ、ごま、小豆(酵素玄米)です。
恵方巻きを食べて、みなさんの願い事がかないますように!
食べやすいように、切ってしまいました^^
材料 2本分
- ナムル 適量
- ご飯 300g
- ごま油 小1.5
- 海塩 小1/3
- 海苔 2枚
つくり方
- 温かいご飯にごま油と塩を混ぜ、冷ます
- 巻きす又は、ラップの上に海苔を乗せ、上下1cm程ずつ残して、半量のご飯を薄く乗せる
- 具材を手前のほうに載せて、一気に巻いて、できあがり!!
コメント
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