桃太郎で登場する「きび団子」の「きび」を使ったロールキャベツです。
きび団子は、実際にも兵糧食として使われていたそう。
今回の主役、『きび』は、鉄分・亜鉛・マグネシウムなどのミネラルをを多く含み、食物繊維が豊富です。
ビタミンB1・6は、糖質の代謝を助け、皮膚の粘膜の代謝を促進させるナイアシンも含まれています。
更に、良質なたんぱく質で脂質が少なく低カロリーなので、ダイエットや美容にぴったりな食材です。
きびの黄色にはポリフェノールが含まれ、強い抗酸化作用と悪玉コレステロールを抑える作用があり、免疫力も高めます。
きびなどの雑穀は、陽性寄りの中庸な食べ物でとてもバランスが取れていて、どんな体調・体質の方にもおススメな食材です。
味は少し苦味があり、もちもちした食感です。苦味はよく洗って、じっくり火に通し、蒸らすことで少し丸くなりますよ。
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材料 6個分
- もちきび 1/2カップ(数回水を変えてよく洗い、水を切っておく)
- 海塩 小1/4
- 干し椎茸 2枚(水160ccに1時間以上浸けて戻しておく)
※戻し汁は使うので取っておく - 玉ねぎ 1/2個(粗みじん切り)
- れんこん 2~3cm(粗みじん切り)
- 人参 1/4本(粗みじん切り)
- 切干大根 1つまみ(軽く洗って、粗みじん切り)
- 干し椎茸の戻し汁 150cc
- キャベツの葉 6枚
- キャベツのゆで汁 1~2カップ
- 塩 小1/2
- かめびし醤油 小さじ1
- ローリエ 1枚
つくり方
キャベツをゆでる
- 鍋に1~2カップの水を入れ、蓋をして沸騰させる
- 1にキャベツの葉を入れ、柔らかくなるまでゆでる
※ゆで汁1~2カップを取っておく - 粗熱が取れたら、キャベツの芯の硬い部分をそぎ落とす
※削ぎ落とした部分はみじん切りにして具に入れる
具をつくる
- 鍋に分量外の水を入れ熱し、玉ねぎを炒める
- 時々、海塩を1~3つまみ加え甘い香りがするまで炒める
- 椎茸、れんこん、にんじん、切り干し大根を炒める
- 椎茸の戻し汁を入れて煮る。
- 沸騰したらもちきびを加え、弱火で少しもったりするまで、数分~5分間混ぜる
※水が足りなかったら水を加える - 蓋をして弱火で15分炊き、火からおろして10分蒸らす
キャベツに包む
- キャベツを広げ、手前に具を軽く大2置いて包む
- 最後に楊枝で止める
- 鍋に2を並べ、キャベツの茹で汁1~2カップを加える
- 塩、醤油、ローリエを入れ、味を調整する
- 10~20分煮る
できあがり!