生命力に溢れた栄養の宝庫!スーパーフード生はちみつの食べ方・選び方

くまのぷーさんが大好きなはちみつ。パンケーキにはちみつ。とろ~りはちみつ♡

はちみつは、古代エジプトの時代から薬や健康・美容のために用いられてきたスーパーフードです!

生はちみつは、ビタミンC、B1、B2、B6、K、葉酸、コリン、ビオチン等のビタミン類やカルシウム、鉄、銅、マンガン、硫黄、リン、カリウム、塩素、ナトリウム、マグネシウム、ケイ素等のミネラルを豊富に含んでいる優れもの!

強力なアンチエイジング効果や殺菌作用があります。

アーユルヴェーダでは、生はちみつは古くから「痩せる薬」ともされています。アーユルヴェーダのはちみつの摂り方は、下記の「アーユルヴェーダの生はちみつの摂り方」を参考にしてみてくださいね。

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生はちみつの効果

美肌効果

生はちみつには美肌効果に必要不可欠な、ビタミンを豊富に含んでいます。

肌細胞の再生を促すビタミンB2、たんぱく質の代謝を促すビタミンB6、肌の張りを保ちシミやシワの原因となる酸化作用を抑えるビタミンCがアンチエイジング効果を発揮します。

また、生はちみつは吸水性が高く、保湿力にも優れ、浸透性も高いため、肌につければ潤いたっぷりのプルプルお肌にしてくれます。

このビタミンB2やB6は口内炎にも効果的です!

不眠解消

睡眠に深く関係するのは自律神経のバランスを調整して精神を安定させるセロトニンという物質です。

このセロトニンの生成に役立つのが必須アミノ酸の一つであるトリプトファンです。

生はちみつに豊富に含まれるブドウ糖(グルコース)は、トリプトファンを身体に吸収するのをサポートします。

トリプトファンを豊富に含むカカオと共に寝る前に飲めば、最高の睡眠が得られるでしょう!

さらに成長ホルモンの分泌を促進するマカも合わせると、美肌効果やアンチエイジング効果も睡眠中に得られます。

カカオの睡眠効果マカによるアンチエイジング効果についても紹介しているので、参考にしてみてください。

整腸効果

腸の中にある善玉菌の数が少なくなって、悪玉菌が増えてしまうと腸の働きが悪くなり、便秘や下痢などの症状が出てしまうので、善玉菌を増やす必要があります。

生はちみつに含まれる酵素(グルコースオキシダーゼ)がブドウ糖(グルコース)からグルコン酸を作り出し、善玉菌の代表であるビフィルス菌を増やして腸の働きを整える効果があります。

『生はちみつ』と『精製はちみつ』の違い

はちみつは、ミツバチによって花の蜜を体内の酵素(インベルターゼ)と共に巣に蓄えられ、インベルターゼによってブドウ糖(グルコース)や果糖に分解されて甘味が出ます。

蓄えた状態の蜜はまだ水分が多いため、ミツバチ達が一斉に羽根で仰くことで巣箱の換気を行い、じっくり乾燥させます。

これらの工程を経て、ギュッと濃縮された甘味と栄養が一杯つまった美味しい生はちみつになるのです。

『はちみつ』という名前で売られているものは、生はちみつだけでなく、人工的に精製された『はちみつ』も含まれています。

人工的に精製されたはちみつは、ミツバチが乾燥させて濃縮するという大事な工程を、人間が時間短縮するために加熱処理を行ってしまうため、栄養が破壊され、ただの甘いみつになってしまいます。

このようなはちみつには、生はちみつ本来の素晴らしい栄養は、ほぼありません。

残念なことに、国内で生産されている『はちみつ』は、品質や加工内容の規制が緩いので、熱処理がされていたり、水飴などの添加物が入っているものが多いそう。。。

また、輸入ものは、輸送方法や経路によって40度以上の環境にあった可能性もあるので、品質が保証されている生はちみつを選ぶのは本当に至難の業なのです。

生はちみつの保存

生はちみつは、強い殺菌効果のおかげで約2年間賞味できる天然の保存食です。

直射日光と湿度には弱いので、しっかりと蓋をしめて日光のあたらない場所に常温で保管しましょう。

低い温度になると結晶化する場合がありますが、固まるのは天然はちみつの証拠なので、まったく問題ありません。

生はちみつの選び方

純粋なはちみつと表示されて売られている中にも、人工甘味料が混ざって販売されているものもあるので要注意!

また、必ず加熱処理はされていない生のはちみつであることを確認して選ぶことが大切です。

一般的に以下のような特徴が品質の良い生はちみつと言われているので、参考にしてください。

透明度が低く、濁っている

通常天然の蜂蜜は花粉等が含まれるため、透明にならずにやや濁っている状態が多いです。

透かして見たときに前方が見えてしまうようなはちみつは、精製されている可能性が非常に高いです。

温度を下げると結晶化する

冬の低温時には結晶化して固まることがあります。

これはミツバチの酵素(インベルターゼ)によって分解されたブドウ糖(グルコース)によるものなので、結晶化しているものは天然の証拠と言えます。

細かい泡がでる

天然の生はちみつには豊富な酵素が含まれているため、必ず気泡が出てきます。

精製加工しているはちみつは熱処理で酵素の働きをなくして泡立ちを防いで見た目を良くする傾向があるようです。

HMFの値が少ない

生はちみつの非加熱や品質を見る基準、HMF(ヒドロキシメチルフルフラール)は加熱によって生成される有機化合物です。

このHMF含有量が少なければ少ないほど、生はちみつの品質が良いと言われています。

EUのHMF基準値は、最大40mg/kgです。抽出されたばかりの新鮮なはちみつのHMF値は、10mg/kg 以下が 一般的です。

アーユルヴェーダの生はちみつの摂り方

アーユルヴェーダの古典書では、生はちみつはオージャス(生命力)に溢れ、心身共にバランスを取れる甘味料とされています。

ところが、食べ方や食べ合わせで毒性になるとも言われています。

●生はちみつは、空腹時に単独で食べましょう。
特に、肉・卵などのタンパク質や酸味のあるフルーツとの食べ合わせが良くないとされています。
●できるだけ非加熱(40度以下)でいただきましょう。
加熱されたはちみつは、毒性を悪化させるとも言われています。

アーユルヴェーダはインドやスリランカで昔から伝えられてきた伝承医療ですが、現代の栄養学でも以下のように証明されています。

はちみつは、加熱することではちみつに含まれるビタミンや酵素が減少したり破壊されます。

また、加熱によってAGEs(糖化最終化合物)が生成され、シワやシミ、動脈硬化、白内障など老化を促進するのです。

日本のおばあちゃんの知恵もすごいけど、インドやスリランカの古代の知恵もすごいですね!

※生はちみつにはボツリヌス菌が含まれている場合があるので、1歳未満の乳児には食べさせない方が良いと言われています。ご注意ください。

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