ナチュラルダイエッターが参加した料理教室のレポートをお届けします♪
子供のころから当たり前のように食卓にあった『ぬか漬け』。
家を離れて食卓に『ぬか漬け』がなくなったときに、初めてありがたみを実感し、続けてくれていた母に感謝をしました。
私が『ぬか漬け』を始めたのは、6年位前のこと。
初めは母から手ほどきをしてもらい「美味しい!」と喜んでいたのもつかの間、いつも段々と微妙な味になるうちの『ぬか漬け』。
だめになってしまったのか、どうしたらいいのか、味を復活できるのかが分からぬまま、何度か捨ててはやり直しての繰り返しで、なんとか続けている状態でした。
まずはぬか床つくり。
今回は、ぬか漬けの魅力を人から人へ、次世代へと伝える活動『ぬか漬けマラソン』を主宰し、各所でぬか漬け講習会を開催している漬物研究家の「おかべなおえ先生」に『ぬか漬け』のことを色々教えていただきました。
クラスに持っていくものとして、新しいぬか床用の容器・海塩・唐辛子・昆布・野菜くずを持ってくるように言われていたのに。。
私が持っていったのは、容器とぬか漬けにしたい野菜(きゅうり・おくら・カラーピーマン・山芋)^^;
あまりにおバカな間違えをして青ざめてしまいましたが。。
優しい参加者さまからおすそ分けしていただいて、それはそれは立派なぬか床ができあがりました!!
ありがとうございました!
始めに、糠と海塩を混ぜ、水を加えて手でよく混ぜ合わせ、唐辛子と山椒の実を入れました。
容器に野菜くずを入れ、混ぜ合わせた糠を上から重ねて、軽く押しつぶして、仕込み完了。
翌日、混ぜて葉物野菜を取り替えて、翌日他の野菜を取り替えてを繰り返して、10日から2週間で旨みが出てきたらできあがりです!!
うちのぬか床診断
先生にうちの微妙なぬか床を味見してもらったら、「美味しいですよ。そんな悪くない。」と言ってもらえました^^
乳酸菌の酸味が勝っていたので、海塩を足して、空気に触れる部分を少なくするために上に落としラップか皿を置くこと、これからは野菜室で保管することなどをアドバイスしてもらいました。
旨みを出したい場合は、昆布・干しシイタケ・山椒の実を入れるといいそう。
育ててきたぬか床も美味しくなりそうだし、新しく仕込んだぬか床もどうなるか本当に楽しみです!
エプロン劇場
ぬか漬けの成分や変化について分かりやすく教えてもらいました。
ぬか漬けの試食タイム
先生お手製のぬか漬け。
さつまいも・かぼちゃ・やま芋・こんにゃく・プチトマト・キャベツ・小松菜・高野豆腐・新生姜など、「これもぬか漬けになるの?」というものまでぬか漬けに!
それぞれ、生のままで塩でもんだり、もまなかったり、茹でたり、ガーゼに包んだり、漬ける日数も異なります。
お昼は、これらのぬか漬けと白米、この会を主催してくれたしのぶさんお手製味噌のお味噌汁とスイーツをいただきました。
色んな種類のぬか漬けがそれぞれ違う味わいで、おかずがぬか漬けだけだったのに大満足なランチになりました!
ここで、一週間分以上のぬか漬けを食べたので、翌日は、腸の動きがものすごく元気になっているのが自分でも実感するほどでした。
やっぱり、ぬか漬けの乳酸菌の力はすごいです!!
ぬか漬けにした野菜は、糠の栄養分を吸収して、栄養素が各段にアップするので、美容や健康に欠かせないです。
古くからあるものだけど、なんだか新鮮でおしゃれな『ぬか漬け』生活、よかったら皆さまも始めてみてくださいね!
おかべなおえ先生の本
おかべなおえ先生のブログ
⇒ ぬか漬けマラソン